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日常の些細なあれこれをぼちぼち乗せる、時々シャウト・時々腐れ・時々かもされな駄日記。
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やっと届いて1時間で読破。
読むのが速いってのは、ちょっともったいない気もしますがどうですか。

というわけで、案の定楽俊も陽子も放浪Sも出てこない新作読了です(笑)

以下ネタバレになりますので未読の方はおめくりになりませんように。



自分自身はちょろっとネタバレ読んでました。ハッハー・
いや、ホントに誰も出て来ないんかなーと思って。

時世に合った内容でしたねーというか、小野先生の葛藤なのかこれは。

裁判員制度という、なんで高い金も貰ってないのにこんな晦渋な仕事しなけりゃいけないんだよなお役目はともかく(誤解のないように。一応上限一万までの日給はもらえます)現代日本でも民意と司法の間の壁って大きい気がします。
何一つ落ち度のない被害者や遺族の心情に沿えば殺刑以外は赦せないと思い、かといってたまたまそこに配属された公務員というだけで刑を執行しなければならない刑務官の苦悶がわからないほど物知らずでいられるわけもない。
中途半端に出てこられる役立たずな無期懲役よりも、いっそ某国のように禁固数百年のほうがいいんじゃないかと思いつつ、私欲のために他人を踏みにじった輩を税金で喰わすのかと言われれば是とも言いがたいわけで。

あえてというか今の世の中と重ねた部分が生々しい一作でした。
法治国家の高名を取った柳だからこその苦渋だろうなー。

ところで、繰り返される「傾いているように思える」というかんじの記述から見ると、楽俊と祥瓊が来たよりもっと前の時期なのかな。あの頃はもう沿岸に妖魔が出ていたはずだし。ということは「落照の獄」→「風の万里」→「帰山」という時系列でしょうか。
次の作品はどこなんだろう。
あー、今楽俊どうしてるのかなー>結局そこに行き着くのか・
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